今できること、すべきこと

脳とコンピュータのインタフェースがもたらす可能性

脳とコンピュータをつなぐブレインマシンインタフェースが成果を上げ始め、夢の技術ではなくなりつつある。今何ができるようになったのか。そして今、何をなさねばならないのか。

 2019年9月上旬に発表されたレポート「iHuman:Blurring lines between mind and machine」(iHuman:曖昧になる心と機械の境界)は、人間の脳とコンピュータをつなぐ神経インタフェースが医療と人間の関係をどのように変える可能性があるかを考察している。

 英インペリアルカレッジロンドン(Imperial College London)で生体医学回路設計の講座を受け持つクリストファー・トーマゾウ教授は次のように語る。「現時点で神経インタフェースの応用を想像するのは難しい。それは、数十年前にスマートフォンを想像できなかったのと同じだ。神経インタフェースには、英国経済に大きな利益をもたらし、公衆衛生とソーシャルケアを担うNHSなどのセクターを変える可能性がある」

 だが、開発が少数の企業に握られたら、この技術の商業利用が妨げられる恐れがあるとトーマゾウ教授は警告する。同レポートは、神経インタフェース技術の国家的研究を立ち上げてイノベーションを促し、公的にこの分野を形成できるようにするよう英国政府に要請している。

印刷する
SNSでシェア

Computer Weekly日本語版

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー