クラウド対テープ【後編】

クラウドストレージかテープかを決める境界線

クラウドストレージにはメリットもあるが、デメリットもあるので必ずしもベストな選択肢とはならない。テープの方が優れている場合もある。どちらを選ぶべきか、その判断の目安を紹介する。

 前編( Computer Weekly日本語版 12月4日号 掲載)では、テープのメリットとデメリットを整理した。

 後編では、テープとクラウドサービスの比較と使い分けるポイントを紹介する。

テープに代わるクラウドの台頭

 4slのモート氏は次のように警告する。「2019年現在において、テープバックアップからの災害復旧は、ほとんどの企業で要求されるレベルのパフォーマンスを実現しない。オンプレミスでもクラウドでもHDDからの復旧を容易に実行できる今、10年前には十分だったものが今では受け入れられなくなっているということだろうか」

 このギャップを埋めるには、フラッシュ、オンラインとニアラインのHDD、そしてテープから成る階層型システムを用いる必要がある。災害復旧には全く異なるアプローチを検討する必要がある。プライマリーとセカンダリーのストレージシステムでミラーリングや同期レプリケーションなどを行うのがその例だ。また、クラウドでバックアップと復旧を行うことも増えている。

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Computer Weekly日本語版

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