コロナ禍で変化したIT課題と3つの投資分野【前編】

予算のない医療機関でも「RPA」には投資すべき理由

今見えているトレンドは、コロナ禍をきっかけとした大きな変化の第一歩にすぎない可能性がある。医療ITの投資計画を立てる上で重視したい「成熟を見据えた長期計画」のヒントは。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が引き起こした社会的な混乱によって、医療IT領域ではこれまで見受けられなかった課題が顕在化し始めている。こうした課題を未解決のまま放置すると、資金繰りが厳しい医療機関は大きな影響を受ける可能性がある。

 IT投資の効果は明白だ。だが大抵の医療機関はIT予算不足に直面している。加えてCOVID-19に端を発するさまざまな課題ものしかかる。本稿は医療機関のIT部門が今後重視すべき3つの分野のうち、1つ目と2つ目を解説する。

1.コストダウンのためのRPA

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Alan Clark
Alan Clark

ソフトウェアベンダーTelchemyの創業者兼CEO。組み込み型分析ソフトウェアの知見を生かし、IETF(インターネット技術特別調査委員会)、ITU(国際電気通信連合)、TIA(米国電気通信工業会)などの団体の一員として、国際標準技術の開発に携わってきた。IETFではVoIP性能報告プロトコルの「RFC6035」など12本のRFCを執筆。

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