コロナ禍でドエイン大学が進めた無線LAN刷新【前編】

大学が“完全オンライン教育”実現で直面した「古い無線LAN」の限界とは?

コロナ禍において対面教育から一時的に全面オンライン教育に切り替えたドエイン大学は、既存の無線LANシステムが抱えていた“ある課題”を解決すべく、システム刷新を決断した。その課題とは何か。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)は、教育機関に混乱を引き起こした。オンライン教育と教室での対面教育の両方を取り入れたハイブリッド教育に移行したことで、教育機関のネットワークに前例のない需要が生じた。こうした変化に対処すべく、教育機関はネットワークの見直しに急きょ取り組んでいる。

 米国にあるドエイン大学(Doane University)はハイブリッド教育への移行に伴い、無線LANシステムを刷新した。それまで利用してきたCisco Systemsの無線LAN製品から、Hewlett Packard Enterprise(HPE)傘下のAruba Networksが販売する、人工知能(AI)技術を活用したネットワーク管理製品「Aruba ESP」(ESP:Edge Services Platform)に変更した。同校はこの置き換えにより、データ転送速度や接続の安定性といった無線LANのパフォーマンスを向上させ、管理をシンプルにした。

“完全オンライン教育”で顕在化した「無線LAN」の課題とは

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