非ノイマン型コンピュータの実現【前編】

ノイマン型コンピュータでは破綻する、ルート最適化問題の解決策とは?

単純に見える問題でも、パラメーターを少し変えただけで組み合わせは天文学的な数字になる。古典的なノイマン型コンピュータではこれを解決できない。これを解決するのが非ノイマン型コンピュータだ。

 過去75年間、コンピュータのレイアウトを定めてきたのはノイマン型コンピュータだ。ノイマン型コンピュータはプロセッサがメモリから命令をフェッチして実行し、値をメモリに格納する。ジョン・フォン・ノイマン氏が提唱したこのストアドプログラムアーキテクチャには、効率が低下する複雑な問題領域がある。

 これを克服するさまざま試みがある。その中の一つが量子コンピューティングであり、従来のノイマン型コンピュータではできない計算を実行する可能性を開く。とはいえ、現状の量子コンピュータは高度に特殊化された機器だ。絶対零度(-273.15度)近くに保つ必要のない機器が実証されたのはごく最近のことだ。

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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