国産クラウドベンダーの強み

水インフラ整備のメタウォーターが、あえて富士通のクラウドを選んだ理由とは?

メタウォーターは2011年から富士通のクラウドサービスを利用し、サービスのデジタル化を進めている。選定理由や活用術を、同社の担当者に聞いた。

 「水処理の電気設備は外観、内部ともに異常なしです」。ある地方自治体で点検を終えた技術者は指を動かし、タブレットに点検の結果を入力した。水処理分野のエンジニアリングを手掛けるメタウォーターはこの情報をデータベースで集計し、各電気設備はいつ故障する可能性があるか、どのタイミングで交換すればいいかといったことを分析。同社の顧客である地方自治体に知らせる。データ分析を駆使し、水関連施設を安定して稼働させたいい――。メタウォーターのこうした取り組みを支えているのは、クラウドサービスだ。

 メタウォーターは富士通のクラウドサービス「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O」を導入し、地方自治体や民間企業に提供する各種サービスのデジタル化を進めている。上下水道業界は、IT活用が遅れていると言われる。そうした中、メタウォーターはいち早くクラウドサービスを採用し、デジタル化によって業務の効率化やサービスの高付加価値化に注力している。

なぜAWSではなく「富士通クラウド」なのか

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