「Amazon S3」の利用料金を節約するための基本の「き」【前編】

Amazon S3を安く使う「ストレージクラス」の賢い使い分け方

AWSのクラウドストレージサービス「Amazon S3」は複数の種類のストレージクラスを提供している。これらを使い分けることで、利用料金の抑制を見込める。それぞれの特徴を説明する。

 インフラのクラウドサービスであるIaaS(Infrastructure as a Service)には、一般的に利用料金がかかる。Amazon Web Services(AWS)のクラウドストレージ「Amazon S3」も例外ではない。IaaSの利用料金に賢明であろうとするなら、Amazon S3の利用料金の計算方法と、データの読み込み速度といったパフォーマンスを落とさず利用料金を抑制可能な要素を把握する必要がある。

 Amazon S3の利用料金を検討するときにはまず、格納する音声や画像、ソースコード、ドキュメントなどのデータを、全て保持する必要はあるかどうかを検討する必要がある。数百万個に及ぶ、ほぼ重複したデータを管理するよりも、必要に応じてデータを作り直す方が、利用料金を抑制できる場合もある。Amazon S3はストレージのパフォーマンスをユーザー企業が選択できる。これにより、利用料金をある程度抑えることが可能だ。

 本稿はデータ保管プロセスの自動化と、データ転送コストの調査、ストレージ使用状況の追跡によって、Amazon S3の利用料金を適切に抑える方法を紹介する。

Amazon S3の料金を抑える「ストレージクラス」の使い分け方

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