メインフレーム人材確保の技【前編】

“レガシー人材”求む 「メインフレーム管理者」がかつてないほど貴重な理由

ユーザー企業が直面するメインフレーム専門の人材不足は、ITサービスベンダーにとって商機だ。ただし人材確保の難しさはベンダーにとっても変わらない。窮地から生まれた、人材確保の知恵を紹介する。

 クラウドサービスの活用は、企業にとってデジタルトランスフォーメーション(DX)の柱になっている。とはいえメインフレームをはじめとした「レガシーシステム」の運用を継続している企業は、決して少なくない。

 メインフレームの運用や管理に精通する人材のニーズは高い。しかし企業では、従業員の退職によってメインフレーム専門人材の不足が深刻化しつつある。ITサービスベンダーはそれを受け、ユーザー企業に対してメインフレームのモダナイゼーション(最新化)を支援するサービスを提案している。

 適切に運用されていないメインフレームは、企業がDXを進める上での“足かせ”になりかねない。2020年にコンサルティング会社Accentureが発表した調査では、「レガシーのインフラとアプリケーションを運用している」ことがクラウドサービス導入を妨げる理由の上位3位に入った。

レガシー人材「メインフレーム管理者」が求められる“切実な理由”

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