検閲は解決にならない

ネットの科学的誤情報の削除に英国王立協会が「ノー」 その科学的理由

ネットは科学的コンセンサスに反する誤ったコンテンツであふれている。これらを削除し、拡散する人や組織のアカウントを凍結すべきだという意見もある。だが英国王立協会はそれに反対している。

 英国王立協会(Royal Society)は、オンラインにおける科学的に誤った情報(以下、誤情報)の拡散に特に注目している。誤情報とは、科学的コンセンサスに反するまたは科学的コンセンサスによって明白に否定されるコンテンツと定義される。

 王立協会は、誤情報がオンラインにまん延しているとしても、その影響は限定的だという。王立協会の調査によると、大多数の回答者は「新型コロナウイルス感染症のワクチンは安全だ」「気候変動は人間の活動に原因がある」「5Gは有害ではない」と考えている。

 また、大多数の回答者は「インターネットは科学への理解を深めることが多い」と感じ、ほとんどの回答者は「疑わしい主張は自分で確認する可能性が高い」と考えている。

 とはいえ、約20人に1人は科学的コンセンサスに異を唱えていることも分かった。

検閲に反対する「科学的な」理由

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