環境に優しいストレージ運用法【前編】

「クラウドストレージを使えば電力使用量を減らせる」は大きな誤解だった?

「エコ」意識が高まり、エネルギー価格が高騰する中、環境に配慮したIT機器の運用は企業にとって喫緊の課題となっている。その代表例はストレージだ。どうすればストレージの電力使用量を抑えられるのか。

 企業がデータの蓄積や活用に取り組むようになったことを背景にして、ストレージの役割がますます重要になっている。ただしストレージはオンプレミスのインフラでもクラウドサービスでも大量の電力を使用することから、決して環境に優しいとは言えない。日頃、ストレージを運用しているユーザー企業は、その電力使用が環境へ及ぼす影響をあまり意識していないことがある。

 ストレージやその周辺機器を冷却するための電力も必要だ。データセンターはIT機器以外にも建物の空調設備や照明、物理的なセキュリティシステムがあり、合計で大量の電力を使用する。煙が出る工場と比べ、データセンターは外から見れば“クリーン”な印象だ。だが、その電力供給のために電力会社が見えないところで二酸化炭素(CO2)を排出させている。ユーザー企業はどうすればいいのか。

実は“電力食い過ぎ”? 「クラウドストレージ」の意外な現実

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