5Gユーザーの行動と電力消費【後編】

スマホの「データ無制限」や「格安の定額プラン」が市場から消える可能性

「5G」はネットワークインフラのエネルギー消費を抑制できる可能性を持つ一方で、データ通信を増大させる要因にもなり得る。そうした中で「無駄なデータ通信を抑制すべきだ」という見方がある。

 英国のサセックス大学(University of Sussex)は、「5G」(第5世代移動通信システム)と環境問題に関する研究論文「Renewable and sustainable energy reviews」(再生可能で持続可能なエネルギーの調査)を発表した。前編「『スマホ寿命を意図的に短くする』あの悪習を、5Gベンダーはやめるべし」はこの論文を基に、5Gベンダーに課すべき課題を紹介した。

 5Gベンダーの取り組みで、ネットワークインフラの運用効率は向上する可能性がある。ただし際限なくデータ通信をするユーザーの行動が、別の問題として浮上する。

割安でデータ通信できることが問題に浮上

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