NASAとMicrosoftがDSNで進めるクラウド協業の中身【後編】

NASAが「Azure Quantum」で実現した“爆速計算”の中身 2時間の計算が2分に

NASAのジェット推進研究所(JPL)は、Microsoftの「Azure Quantum」を利用し、通信網「ディープスペースネットワーク」(DSN)に関するスケジュール作成の迅速化に取り組んだ。どのような効果が得られたのか。

 NASA(米航空宇宙局)のジェット推進研究所(JPL)とMicrosoftが量子コンピューティングで実現しようとしているのは、宇宙探査機の通信網である「ディープスペースネットワーク」(DSN)の利用スケジュール作成の迅速化だ。DSNは地球上に約120度間隔の等距離で設置された、3つの施設を拠点とする大型アンテナから成る。

 DSNのアンテナを利用する際のスケジューリングには、さまざまな制約があり、コンピューティングリソースが集中的に必要になる――。Microsoftは、DSN Command Systemのプロジェクトに関する公式ブログのエントリ(投稿)でこう述べる。

計算時間が2時間から2分に NASAが感じた「Azure Quantum」の威力

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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