大学が取り組む「SDGs達成のためのデータ分析」【前編】

教員は学生に“刺激”を与えていない――ある大学教授を本気にさせた2冊の書籍

アムステルダム大学とマサチューセッツ工科大学が、データ分析を活用してSDGsの達成を目指す非営利団体を設立した。団体設立に至った理念とは。共同設立者に聞いた。

 アムステルダム大学(UvA:University of Amsterdam)経済学部と、マサチューセッツ工科大学(MIT:Massachusetts Institute of Technology)は、コンサルティング会社ORTECと提携して、非営利団体Analytics for a Better World Institute(以下、ABW Institute)を設立した。ABW Instituteはデータ分析を活用して、国際連合(国連)が定める「SDGs」(持続可能な開発目標)の達成を目指す組織を支援する。

教員は“刺激”を与えていない――教授を変えた2冊の書籍

 データ分析を使ってSDGsの達成を支援する取り組みは、ABW Instituteの共同設立者ディック・デン・ヘルトフ氏が、ある2冊の書籍を読んだことから始まった。

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