テープの出荷拡大の“なぜ”【前編】

「安さが魅力のテープ」が値上げする“納得するしかない事情”

値上げの動きはLTOテープにも波及している。富士フイルムは、2022年10月に一部の製品で値上げを実施する。背景にある動向や値上げの具体的な状況を追う。

 値上げラッシュの波がテープにも押し寄せている。テープ規格LTO(リニアテープオープン)準拠製品のベンダーの一社である富士フイルムは、2022年10月1日にテープカートリッジの一部の出荷価格を5~10%引き上げる。

 今回の値上げの背景にある問題はテープに限った話ではないものの、「安価なストレージ」として認知されているテープに与える影響に関する懸念は残る。調査会社Evaluator Groupのシニアストラテジスト兼アナリストのランディ・カーンズ氏は「今の状況では値上げは避けられない」と言う。

LTOテープがなぜ値上げ? 回避できない事情とは

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