英国組織のクラウド移行とバックオフィス改革【中編】

クラウドサービス活用の鍵は“システムを使う人”にあり

英国の金融オンブズマンサービスは、バックオフィスで使うシステムのクラウドサービス移行を実施した。同機関がクラウドサービスのメリットを引き出すために進める施策とは。

 英国の金融ADR(裁判外紛争解決手続き)運営機関である金融オンブズマンサービス(FOS:Financial Ombudsman Service)は、クラウドサービス型の人事(HR)システムと財務システムを導入した。同機関はこのシステムを足掛かりとし、バックオフィス(人事、経理、総務などの管理部門)全体のシステム刷新と働き方の変革を目指す。

 FOSがクラウドサービスへのシステム移行に当たって重視するのが「システムを使う人」だ。どのような取り組みを進めるのか。

「システムを使う人」を重視する訳

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