コロナ禍の受診控えを防いだ眼鏡店のIT戦略【前編】

“眼科の受診控え”による視力低下を「データ」で防いだ英国眼鏡店の執念

英国で新型コロナウイルス感染症の拡大が始まった頃、眼鏡チェーン店Specsaversは社内データを使って、ロックダウン中に眼科の受診控えが起きていることを突き止めた。この分析結果によって起きた変化は。

 英国の眼鏡チェーン店Specsaversは、臨床転帰(治療の経過や結果)に関するデータを分析。英国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による最初のロックダウン(都市封鎖)が起きていた間に、総合病院の眼科医への患者紹介数が急速に減少していることを突き止めた。

 「これはデータチームが特定した情報ではなく、店舗で働く視能訓練士が突き止めた情報だ」。Specsaversを運営するSpecsavers Optical Groupでグローバルデータ担当者を務めるヘレン・マニオン氏は、2022年9月下旬に英国ロンドンで開催されたイベント「Big Data LDN 2022」の基調講演でこう語った。

“眼科受診控え”による視力低下を「データ」で防ぐ

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