LEGO売買サイトの脆弱性から得られる教訓【後編】

犯罪者に狙われ始めた「API」 その笑えない理由

LEGOの中古品売買サイト「BrickLink」に見つかった脆弱性は、「API」の脆弱性だった。専門家はAPIセキュリティの重要性を呼び掛けている。その背景は。

 ブロック玩具「LEGO」の中古製品売買サイト「BrickLink」のAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)に、2つの脆弱(ぜいじゃく)性があることが分かった。BrickLinkを運営するLEGO BrickLinkは、これらの脆弱性を2022年12月に修正済みだ。

 2022年は、さまざまなAPI関連のインシデントが注目を集めた。例えばオーストラリアの通信事業者Optusを狙った攻撃では、攻撃者は同社の1100万人の顧客の名前、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、運転免許証、パスポートといったデータを盗み、身代金を要求した。被害の深刻さを踏まえて、オーストラリア政府は電気通信のセキュリティ規制の改正を見込んでいる。

 Optusの情報漏えいは、保護されていない公開APIを介した攻撃によって発生した。公開APIを見つけた人は、誰でも認証情報なしでAPIに接続できる状態だったという。

だから「API」は狙われる

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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