データ流出を招く「iOS」「macOS」脆弱性の正体【前編】

「iPhoneの場所も通話履歴も丸見えにする脆弱性」とは何だったのか

2023年2月に明らかになった「iOS」「macOS」の脆弱性は、「iPhone」「Mac」内のデータが流出する恐れがあったという。どのような脆弱性だったのか。その仕組みと危険性を整理する。

 セキュリティベンダーTrellix(Musarubra US)は2023年2月、「iPhone」「Mac」といったApple製デバイスに存在する脆弱(ぜいじゃく)性を、新たに発見したことを明らかにした。Trellixによると、この脆弱性は、イスラエルの監視製品ベンダーNSO Groupが開発したエクスプロイト(脆弱性を悪用するプログラム)「FORCEDENTRY」と関連している。FORCEDENTRYに対するAppleのセキュリティ対策を無効化し、データ流出を引き起こす恐れがあったという、今回の脆弱性の正体とは。

iPhoneの位置情報や通話履歴が流出する恐れも

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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