オープンソースが水をきれいにした?【中編】

インドのデジタル化事業で「コスト削減60%」 圧倒的メリットはなぜ生まれた?

インドのアーンドラ・プラデーシュ州は給水パイプラインのGISデータを収集することで、分析や維持管理などの工程で扱う情報をデジタルで管理可能にした。その際の課題は、地図情報をいかにデジタル化するかだった。

 インドのアーンドラ・プラデーシュ州は、給水と衛生面での持続可能な公共サービスを実現する目的で、農村部における給水パイプラインに関する情報をデジタル化する決断をした。同州およびアーンドラ・プラデーシュ宇宙アプリケーションセンター(APSAC:Andhra Pradesh Space Applications Centre)は、地理情報や建物情報などを、APSACが用意した地理情報システム(GIS:Geographic Information System)で利用可能にした。

 これを実現するため、同州とAPSACは紙ベースの情報をデジタルに置き換える必要があった。その作業を進める上での課題を、どう乗り越えたのか。

数値として示された「圧倒的」なメリット

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