脱コラボレーションツール化するZoom【第1回】

使われ続ける「Zoom」はもう“単なるWeb会議ツール”じゃない?

コラボレーションツールベンダーZoom Video Communicationsの、EMEAにおける売上高は減少傾向にある。同社が今後も事業の成長を継続させるためには、何が鍵になるのか。EMEA責任者の見方は。

 コラボレーションツールを提供するZoom Video Communicationsにとって、「Microsoftの製品を使用しない」「Microsoftの製品が好きではない」と考える企業の社内コミュニケーションを、いかに支えられるかが鍵になる。Zoom Video CommunicationsでEMEA(欧州、中東、アフリカ)の責任者を務めるフレデリック・マリス氏は、「ベンダーとして成功するには欧州市場が重要だ」と語るが、EMEAにおける同社の売上高は、米国市場に比べて楽観視できる状況ではない。

 Zoom Video Communicationsに入社する前、マリス氏は「AutoML」(自動機械学習)を専門とするAI(人工知能)ベンダーDataRobotでEMEA担当のバイスプレジデントを務めていた。企業としての成長を促進するためには、EMEAにおけるさまざまな業務を監督し、包括的な視野で首尾一貫した計画を立案する人材が必要だとZoom Video Communicationsが判断したと同氏は捉えている。では今後、「Zoom」はどうなるのか。

今後も使われる「Zoom」は単なる“Web会議ツール”じゃない?

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