クラウドサービスの無駄遣いを防ぐ方法【第1回】
脱クラウドも無力? 「クラウド高過ぎ問題」がなくならない“根本的な理由“
クラウドサービスのリソースやライセンスを過剰に割り当てることが、クラウドサービスのコスト上昇の原因となっている場合がある。クラウドサービスの無駄遣いはなぜ起こってしまうのか。
利用するクラウドサービスを絞り込むことは、クラウドコストを削減するために有効な手段だ。クラウドサービスに過剰に割り当てたライセンスやリソースを特定するには、入念な調査と分析、準備が必要となる。
ユーザー企業には複数の部門があり、各部門が予算を持つ。そのため同一または似ているクラウドサービスを、部門ごとにばらばらに契約してしまうことがある。クラウドサービスの利用経験が豊富な企業でさえ、必要なクラウドサービスを過剰に見積もることは珍しくない。利用していないクラウドサービスでも、契約している以上、コストは掛かる。
過剰な支出やクラウドサービスの使い過ぎを避け、必要な分だけクラウドサービスを契約するにはどうすればよいのか。まずはクラウドサービスの無駄遣いが生じる原因を理解することが重要だ。クラウドサービスの無駄遣いが発生する主な理由は4つある。
併せて読みたいお薦め記事
クラウドサービスの使い過ぎを防ぐ
1.事前の検討が不足していた
社内におけるクラウドサービスの利用状況をしっかり管理していない状態で、クラウドサービスの採用が急速に拡大すると、無駄遣いが生じやすくなる。クラウドサービスを新たに契約する前に、コストを分析し、長期的な支出や運用効率への影響を評価すべきだ。
クラウドサービスの利用をやめてオンプレミスインフラに戻す「脱クラウド」は、万能のクラウドコスト削減方法とは言えない。オンプレミスインフラに戻すデータやアプリケーションによっては、クラウドサービスの利用を中止する前よりも、かえってコストが上昇する可能性があるからだ。スケーリング(リソース利用の拡縮)のしやすさというクラウドサービスのメリットを失うことで、オンプレミスインフラのリソースをシステムに過剰に割り当てなければならなくなることもある。
第2回は、クラウドサービスの無駄遣いが発生する2つ目の理由を説明する。
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Excel至上主義」の終わらせ方 丸2日の手作業地獄から情シスと現場を救うには
-
2
「Microsoft 365のセキュリティ運用」に関するアンケート
-
3
取手市がVDIと決別した理由 更改費用「4倍超」を約1.7倍に圧縮
-
4
急増する「AIはこう言ってる」マン 判断を狂わせる「AI忖度」を防ぐには?
-
5
221人調査で分かった「情シス最大のストレス」は?
-
6
「Salesforceのテスト自動化ツール」に関するアンケート
-
7
IT製品の導入に関するアンケート「サーバ&ストレージ」編
-
8
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
9
「AI時代の統合基盤・エンタープライズAI管理」に関するアンケート
-
10
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
年収2000万「クラウドセキュリティのプロ」になれる資格とは
-
2
セキュリティソフトをすり抜ける標的型攻撃メール、不審メールの見破り方とは?
-
3
Windows Updateの通信集中で回線が逼迫、ネットワーク刷新事例に学ぶ解決策
-
4
財務を戦略的組織へ進化させるAI活用術、4つの主要な障壁と解消方法
-
5
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
-
6
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
7
標的型攻撃メールを見破るには? サンプル文面を例に傾向を解説
-
8
商用利用の安全性を確保し大量のコンテンツを高速で生成する、AI活用の秘訣
-
9
マンガで解説、1日で生成AI環境を構築できるワークショップの中身とは?
-
10
Dark AIが台頭する時代の新発想、「より高度なAIで対抗する」具体的方法とは?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー