「オンプレミス回帰」が起きている4つの理由【前編】

企業が「オンプレミス回帰」をせざるを得ない“合理的な理由”

オンプレミスのストレージからクラウドストレージに移行しても、思っていたよりもメリットを感じられない場合がある。なぜ「オンプレミス回帰」が起きるのか。最初に検討すべき観点から考える。

 クラウドストレージの利用が広がる一方で、一般的に語られるその利点には疑いの余地が見られるようになった。以前と比べて、クラウドストレージの導入に踏み切ることは容易ではなくなっている。

 企業がクラウドサービスに移行する主な理由には、コストやスペースの節約、ストレージ容量の拡張性確保、緊急時における復旧の容易さなどがある。ただし企業によっては、クラウドストレージの運用経験を踏まえ、その利点を再検証している最中だ。実際に検証した結果、データをクラウドストレージからオンプレミスのストレージに戻すことが、最も合理的だと判断する企業は少なくない。本連載は、そうした“オンプレミス回帰”が起こる4つの理由を取り上げる。

「オンプレミス回帰」の理由1

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