コラボレーションツールを業務に生かし切る条件【前編】

コロナ禍に導入したコラボレーションツールが定着しなかった理由

コロナ禍を契機に加速したコラボレーションツールの利用。導入したからには生産性向上にコラボレーションツールを役立てたいと願うものの、うまくいかない場合がある。その原因を探る。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)をきっかけに進んだのが、コラボレーションツールの導入だ。具体的には、クラウドサービス形式のユニファイドコミュニケーション(UC)システムUCaaS(Unified Communications as a Service)といったツールが普及した。オフィス勤務とテレワークを組み合わせた働き方である「ハイブリッドワーク」において、さまざまな場所で働く従業員同士のコミュニケーションや業務を支援している。

 コラボレーションツールが業務の生産性に与える影響を考えるとき、着目したいのは「どのコラボレーションツールを使っているのか」や「コラボレーションツールがどのような機能を搭載しているか」ではない。業務やコミュニケーションの内容に即した機能を適切に使えているかどうかだ。

「コラボレーションツールを使いこなすこと」が目的ではない

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