米国特許商標庁から学ぶデジタル変革【前編】

「脱メインフレーム」で“40年の歴史”を終わらせる 米特許機関の決断

米国特許商標庁(USPTO)が2018年に着手したデジタル変革は、システムの不具合が発端だった。さまざまなハードルを乗り越え、USPTOが脱メインフレームを成功させた方法とは。

 米国特許商標庁(United States Patent and Trademark Office:USPTO)は19世紀の初頭から220年以上にわたり、特許を扱う機関としてさまざまなイノベーション(技術革新)に触れてきた。USPTOが2018年に直面したのは、庁内システムの不具合による一時のサービス停止だ。それを機に、同機関はシステム刷新を決断した。

大規模な作業になった脱メインフレーム

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