もしもクラウドが止まったら【前編】

いまさら聞けない「クラウドのSLA」 小数点の“大き過ぎる”違いとは?

クラウドサービスが停止しないというのは幻想だ。企業はクラウドサービスが停止した場合に備えてSLAを確認しておく必要がある。SLAの基礎から解説する。

 クラウドサービスの利点の一つは、災害への対策が充実していることだ。一般的に、クラウドサービスを提供しているベンダーが利用しているデータセンターは、地震や洪水などの自然災害に対する備えが充実している。加えて、通常はハードウェアの故障に対して複数の対策が用意されている。

 しかし、たとえ数分でもクラウドサービスが停止すると、ユーザー側から対処することは難しい。障害のさなかにあり、オンラインに復帰できる時間が分からない状態ではなおさらだ。クラウドサービスが停止することへの対策として、何ができるのか。まず大事なのはSLA(サービスレベル契約)への理解と確認だ。

SLAとは? 大き過ぎる“小数点”の差

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