投資家が着目するポイント

ESGの“G”「ガバナンス」が地味過ぎでも無視できない理由

ESG経営において、環境問題や社会課題への取り組みは消費者や従業員の理解を得やすい。一方でガバナンス強化は見過ごされがちだが、等しく重要だ。ガバナンス強化に直結するアクションの具体例を探る。

 経営にESG(環境、社会、ガバナンス)の要素を取り入れようと考えた時、それぞれどのような取り組みを実施すればよいのか。“環境”と“社会”は分かりやすい。例えば炭素排出量の削減は環境に、倫理的なサプライチェーンの構築は社会にひも付く。気候変動やサステナビリティ(持続可能性)、DEI(ダイバーシティー、エクイティー、インクルージョン:多様性、公平性、包摂性)といったテーマもある。

 一方で投資家が注目しやすいテーマなのが、企業の統治や事業の運営に関わる“ガバナンス”だ。ガバナンスを強化するためには、取締役会による事業の監視や透明性の確保をはじめ、さまざまな取り組みを実施しなくてはならない。

ガバナンスは地味過ぎる? それでもやらないと駄目な理由

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