波及する“クワイエット”な行動スタイル【前編】

“頑張らない”は魅力的 静かな退職に続く「静かなマネジメント」がブームに

部下の仕事に細かく口を出すマイクロマネジメントはあまり好かれない。その対極にある「静かなマネジメント」は何がよいのか。調査を基に解説する。

 「静かな退職」(クワイエットクイッティング)や「静かな解雇」(クワイエットファイアリング)が社会に広がりつつある。静かな退職とは、退職はしないものの必要最小限の業務しかしないこと。静かな解雇とは、従業員に正式な解雇通知を実施せず、従業員が自分から退職するような状況を作り出して会社から追い出すことだ。コンサルティング企業Gallupは2022年6月、米国企業にフルタイムおよびパートタイムで勤務する18歳以上の15091人にアンケート調査を実施した。その結果、回答者の半分以上が「静かな退職を実施している」と答えた。

 静かな退職や静かな解雇に加えて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)を経て生まれたキーワードが、「静かなマネジメント」(クワイエットマネジメント)と、それを遂行するための「静かなリーダーシップ」(クワイエットリーダーシップ)だ。静かなマネジメントとはどのような手法なのか。

頑張らずに人を育てる「静かなマネジメント」の魅力とは

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