「セキュリティ7大課題」への向き合い方【後編】
“攻撃対象”が広がる今こそ押さえるべき「セキュリティ5大対策」とは?
脅威が多様になる中で、ユーザー企業には多面的なセキュリティ対策が求められている。まずは全体像を見て大枠をつかみ、優先的な取り組みを決めることが肝要だ。押さえるべき5つの施策とは。
フィッシングやランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃への対処、IT予算の削減、人手不足など、ユーザー企業はさまざまセキュリティの課題を抱えている。拡大する攻撃対象領域(アタックサーフェス)への対処も欠かせない。組織内のセキュリティ全体を強化するためのポイントは何か。基本となる5つの施策を紹介する。
攻撃対象領域の拡大に備える「セキュリティの5大対策」はこれだ
併せて読みたいお薦め記事
連載:「セキュリティ7大課題」への向き合い方
セキュリティを強化するには
クラウドセキュリティ
クラウドサービスの利用が拡大する中で、今後はほぼ全てのユーザー企業がクラウドサービスを採用することになる可能性がある。クラウドサービスを利用する場合、オンプレミスシステムとは異なるセキュリティ対策が必要になる。多様になるクラウドセキュリティ製品の中から、自社に最適なものを選ぶことが欠かせない。
安全なソフトウェア開発
ソフトウェアの開発工程にセキュリティを取り入れることで、早い段階で脆弱(ぜいじゃく)性をなくして安全性を高めることができる。セキュリティは「ソフトウェア開発のスピードを損なうもの」だと捉えられがちだが、ソフトウェアを開発する組織はスピードだけではなく、セキュリティも強く意識することが大切だ。
IoTセキュリティ
IoT(モノのインターネット)は工場の自動化といったメリットをもたらす一方、新しい攻撃対象領域になりかねない。IoTセキュリティを採用すれば、IoTの仕組みの中核となるセンサーが攻撃されるリスクを減らせる。センサーはもともと高度なセキュリティ機能を備えていないため、センサーのセキュリティを検討することはIoTを採用するユーザー企業にとっての欠かせない対策の一つになる。
テレワークを想定したセキュリティ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)を契機にして、テレワークとオフィス勤務を組み合わせた「ハイブリッドワーク」が広がった。ハイブリッドワークを実施する際は、場所を問わず、システムへの安全なアクセスを可能にする各種セキュリティツールの導入を検討しよう。
セキュリティ教育
人間はセキュリティの脆弱性の一つになる。うっかりミスによる機密情報の流出も決して少なくはない。組織内で定期的にセキュリティ教育を実施し、具体例を交えながらシステムの安全な利用法をレクチャーすることが重要だ。
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
技術文書・技術解説
[Jamf Japan 合同会社] MDMだけでモバイルセキュリティは十分? 不足する対策を16項目でチェック -
事例
[Wrike Japan 株式会社] 世界的な家電メーカーが実践する「クリエイティブプロセス効率化」の方法とは? -
事例
[Wrike Japan 株式会社] 世界的テクノロジー企業に学ぶ、プロセス標準化とプロジェクト納品自動化の秘訣 -
事例
[Wrike Japan 株式会社] ソニー・ピクチャーズ テレビジョンに学ぶ、次世代サービスデリバリーのヒント -
事例
[Wrike Japan 株式会社] ソミック石川に学ぶ、ICT浸透後に直面した「工数管理」の課題と解決策
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
脱VMwareの前提が崩れる BroadcomのVDDK公開停止で確認すべき点
-
2
膨らむAIコストに歯止め GitHubのマルチモデルルーターは何が違うのか
-
3
AI全部入り「Microsoft 365 E7」に企業が二の足を踏む訳 移行意向はわずか4%
-
4
「Microsoft 365」が乗っ取られる 跡形もなくMFAを破る手口
-
5
エンジニアが選考を辞退する本当の理由 7割が隠す“面接の違和感”とは
-
6
「VMware離れ」は本当か 3000社がVCF 9にかじを切った現実的な理由
-
7
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
8
「Microsoft一択」で本当にいいのか 知らぬ間にライセンス費用が膨らむ真相
-
9
なぜOpenAIやAnthropicのAIは「脱走」したのか 情シスが迫られるエージェント統制
-
10
Anthropicが明かす AIは入力データを「どこまで覚えているのか」
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
マンガで解説:「ゼロトラスト」「SASE」の必要性とメリット
-
2
5回聞くだけじゃ足りない? トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践方法
-
3
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
4
AIエージェントで多様な日常業務を効率化するための入門ガイド
-
5
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
6
国税庁の次世代基幹システム「KSK2」稼働開始に向けて、対応すべき変更点とは?
-
7
5分で分かる「セキュア大容量ファイル転送サービス」の機能とメリット
-
8
ドラマで分かる、標的型攻撃メールの被害を受ける企業と回避できる企業の分岐点
-
9
「脱Excel」か「Excel快適化」か? 現場にやさしい業務改善の進め方
-
10
少額減価償却資産が40万円未満へ拡大、令和8年度税制改正で押さえるべき変更点
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー