不透明なVMware Tanzuの今後【前編】

VMware製品再編のさなかで「VMware Tanzu」の真価は埋もれたまま?

Broadcomが発表した「VMware Tanzu Platform 10」は、VMwareが取り組んできた計画の一つの結実だと言える。しかしVMware買収後のさまざまな変更を加味すると、先行きは不透明だ。

 VMwareをBroadcomが買収して以降、業界関係者の間ではコンテナ管理製品群「VMware Tanzu」シリーズが存続するかどうかが疑問の一つだった。そうした中でBroadcomは2024年8月、「VMware Tanzu Platform 10」(以下、Tanzu Platform 10)を発表した。

 Broadcomは、コンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」とCloud Foundry Foundationのアプリケーションインフラ管理ソフトウェア「Cloud Foundry」の管理を統合するというVMware時代からの長年の目標に基づいた取り組みを進展させた。ただしVMware買収後のさまざまな影響を受けて、この取り組みの真価が埋もれてしまう可能性は拭い切れない。

VMware買収が「VMware Tanzuの今後」に及ぼす影響

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