CIOの在任期間が短い理由【後編】

「CIOは3年で辞める」説が常識に これからのIT部門はどうあるべき?

CIOが短期間で転出することは、組織にとって脅威ではなく機会になり得る。どのような生かし方をすればよいのか。具体的な注意点を解説する。

 最高情報責任者(CIO)の在任期間は比較的短い傾向にある。これを明らかにしたのは、IT人材紹介企業Harvey Nashが公開したレポート「2023 Nash Squared Digital Leadership Report」だ。同レポートは1998年から2023年にかけて実施した年次調査をまとめている。こうした傾向は、CIOという役職の「重要な技術変革プロジェクトを成功させる」役割から生じるものだ。プロジェクトの成功を見届けたCIOが、新たな変革を導くために別の組織に移りたくなる気持ちを抱くのも無理はない。

 本質的に在任期間が短くなりやすい特性を持つCIOを、組織が雇う上での考慮点は何か。同時に、CIOになりたい人は何に注意して行動すべきなのか。

「すぐ辞めるCIO」こそがチーム作りの鍵?

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