「パッチ未適用」が招くリスク

SAPやSamsung製品も安全ではない? 増え続ける脆弱性の実態と緊急度

攻撃者による脆弱性の悪用は後を絶たない。2025年前半に明らかになった脆弱性にはどのようなものがあるのか。SAPやSamsung Electronicsといった大手ベンダーの製品に関する脆弱性を含む3件を紹介する。

 パッチ(修正プログラム)の未適用や未公開によって生じる脆弱(ぜいじゃく)性は企業にとって脅威だ。一方で米国立標準技術研究所(NIST)によると、同機関が管理する脆弱性管理データベース「NVD」(National Vulnerability Database)への脆弱性識別子「CVE」(Common Vulnerabilities and Exposures)登録件数は増加の一途をたどっている。本稿は、2025年4~5月に報告されたCVEに関する情報を3件紹介する。

脆弱性1.SAP基幹システムを脅かす「CVE-2025-31324」

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