AI導入で見直すストレージ戦略【前編】

オンプレミスか、クラウドか――AIの性能を引き出すストレージとは?

AI導入が進む中で、ストレージに求められる要件は複雑化しており、「クラウドとオンプレミスどちらの環境で運用すべきか」に悩む企業は少なくない。それぞれの利点を比較しよう。

 AI(人工知能)技術の導入が進む中で、インフラに求められる要件は複雑化している。大規模言語モデル(LLM)をベースとするAIシステムは膨大量のデータを扱う必要があり、特に学習フェーズでは投入するデータ量がAIモデルの精度に影響する。推論フェーズでは十分なスループットと低レイテンシが求められ、処理の遅延はユーザー体験を大きく損なう要因となる。

 こうした要件に応える上で、重要な検討事項となるのが「オンプレミスストレージとクラウドストレージどちらを選ぶか」という点だ。本稿はそれぞれのメリットを整理する。

オンプレミスか、クラウドか AIの性能を引き出すストレージとは?

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