移行完了まで最長4年?

「VMwareからの移行、今計画しなければ手遅れに」――Gartnerの警告

VMwareの仮想化基盤を見直す動きが広がる中、GartnerのアナリストはVMwareからの移行を検討する企業に対し、計画に今すぐ取りかかる必要があると警鐘を鳴らした。その理由と、候補になる移行方法や移行先とは。

 仮想化ベンダーVMware買収後、Broadcomの提供方針の変更がさまざまな動揺をもたらしていることを受け、多くのユーザー企業が必要な一手を決めかねている。そうした中で調査会社Gartnerが2025年5月にオーストラリアのシドニーで開催したイベント「Gartner IT Infrastructure, Operations & Cloud Strategies Conference」では、同社のバイスプレジデントアナリストを務めるマイケル・ワリロウ氏が登壇し、企業に求められる仮想化戦略について語った。

 ワリロウ氏によれば、ユーザー企業のうち約3分の2がVMwareのライセンス体系変更などの方針変更に関して否定的な見解を示しているものの、移行を決め切れずに様子見の状態を続けている。その状況に対して同氏は、VMwareの仮想化基盤から他の仮想化基盤へのアプリケーション移行を考えるのであれば、それを現実的な選択肢として今すぐ計画しなければ「手遅れになる」と警告した。同社がそう警鐘を鳴らす背景にある、“差し迫った事情”とは何か。

移行決断の“タイムリミット”が迫る

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