現場で成功するゼロトラスト実装ガイド【後編】

VPN不要のアクセス制御へ Akamaiがたどり着いた「ゼロトラスト」の本質

サイバー攻撃の被害を契機に、ゼロトラストの実装に乗り出したAkamai Technologies。初期の試行錯誤から、VPN不要のアクセス制御実現に至るまでの道のりは、段階的な導入と柔軟な発想の重要性を示している。

 社内外の通信とユーザーを常に検証し、必要最小限の権限だけを与えるという考えに基づくセキュリティモデル「ゼロトラスト」。前編「『ゼロトラスト』を根付かせるには? 実装を成功させる“7つのステップ”」では、ゼロトラストの基本的な考え方から、専任チームの立ち上げや実装アプローチの選定、段階的な導入に至るまで、導入を成功させるための7つのステップを紹介した。

 後編となる本稿は、実際にゼロトラストを導入した企業の一例として、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)やセキュリティツールを手掛けるAkamai Technologiesの例を取り上げる。セキュリティ被害をきっかけに模索を始めた同社。どのように試行錯誤を重ねてゼロトラストを実現したのか。

被害をきっかけにゼロトラストを実装

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