ライベート無線ネットワークの最新動向

「プライベート5G」(ローカル5G)の成長が加速 その“用途と傾向”は?

調査によると、一時は停滞していたと見られていたプライベート無線ネットワーク市場が再び成長に転じているという。どのようなユースケースで採用されているのか。今回の成長にはどのような特徴が見られるのか。

 区画ごとに基地局を設置する「セルラー方式」による移動体通信システムをユーザー組織が自営網として運用するプライベートネットワークを、「プライベート無線ネットワーク」(自営無線網)と呼ぶ。代表例が「5G」(第5世代移動体通信システム)を使用する「プライベート5G」(日本国内では主に「ローカル5G」と呼ぶ)や、「LTE」(Long Term Evolution)などの「4G」(第4世代移動体通信システム)を使う「プライベート4G」だ。

 通信事業者向けコンサルティング企業STL Advisory(STL Partnersとして事業展開)が2025年8月22日(現地時間)に公開した、全世界のプライベートネットワークに関する調査レポート「Private Network Deployment Tracker」によると、プライベート無線ネットワークの需要は2024年後半に一時低下したが、2025年前半には再び成長に転じたという。

 これまで製造や物流の現場では、プライベート4Gで必要な接続性を十分確保できるため、プライベート5Gの導入が特に伸び悩んでいた。しかし、今回は異なる傾向が観察された。

逆襲に転じたプライベート5G なぜ伸びているのか

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Joe O’Halloran
Joe O’Halloran

編集者。米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でネットワーク分野を担当。5G(第5世代移動体通信システム)、IoT(モノのインターネット)、スマートシティーなどの記事を手掛ける。それ以前はフリーランスのジャーナリストとして活動。通信事業者Verizon Communicationsでコンテンツ制作に従事した経験も持つ。

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