用途が広がるクラウドオブザーバビリティツール【後編】

“単なるインフラ監視”を超えたクラウドオブザーバビリティツールの使い方の事例

クラウドオブザーバビリティツールは、システム監視の枠を超えて業務・財務領域での活用が進んでいる。オブザーバビリティツールを使い、ユーザー体験の向上やコスト削減を実現した事例を紹介する。

 オブザーバビリティ(可観測性)ツールはメトリクス(システムのパフォーマンスに関するデータ)やログ(イベントの記録)、トレース(アプリケーションを通過するリクエストの経路)などのデータを使用することで、自社のシステムの状態を可視化する。クラウドインフラの監視に利用するクラウドオブザーバビリティツールは分析対象となるデータの種類が増えたことで、今や基本的なシステム監視だけではなく、業務改善や技術的負債の解消といった事業に関わる領域での活用が進みつつある。

 本稿は企業がクラウドオブザーバビリティツールの新しい機能を利用して、問題解決やコスト削減、レジリエンス(障害発生時の回復力)向上にどのように取り組んでいるかを示す、幾つかの事例を紹介する。

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George Lawton
George Lawton

ロンドンに拠点を置くフリーランスのジャーナリスト。テクノロジーやビジネス分野を中心に30年以上の執筆経験を持つ。DevOps、人工知能(AI)技術、感情知性(Emotional Intelligence)、変革的リーダーシップ理論などの分野に関心を持つ。

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