「複雑過ぎて管理不能」なシステムを守る

Kubernetesの構成は“穴だらけ”? 致命的な設定ミスを防ぐ「KSPM」の実力

Kubernetesの普及が進む一方で、その複雑さ故に設定ミスや脆弱な権限管理は放置されたままになりやすい。攻撃者に狙われる「死角」をどうふさげばよいのか。コンテナ運用に不可欠な「KSPM」のメリットを紹介する。

 企業のクラウドコンピューティング採用が拡大し、システム構成が複雑化するにつれて、「意図しない設定ミス」や「セキュリティポリシー違反」が放置されるリスクは増えかねない。この問題への対策として、クラウドサービスやシステム構成に対する「セキュリティポスチャー」(セキュリティの姿勢、状態)を管理することが重要になっている。

 高度なクラウドサービス活用において、コンテナ運用の事実上の標準(デファクトスタンダード)として定着したのが、コンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」だ。Kubernetesは強力なツールだが、その代償として「設定の複雑さ」を抱えている。多岐にわたる設定オプションを、人が完璧に管理することは困難だ。

 この現状を考えれば、システム運用チームやクラウドセキュリティチームが「Kubernetesセキュリティポスチャー管理」(KSPM)ツールの導入を検討するのは自然な流れだ。本稿は、KSPMがどのような「セキュリティの穴」をふさぐことができるのか、どのような企業がKSPMツールを導入すべきかを解説する。

KSPMがカバーする「4つの穴」

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