「まだ先の話」という見方が命取りに

「Q-Day」迫る 量子コンピュータ最前線と情シスが今やるべきことをおさらい

国連が2025年を「量子科学技術国際年」と定める中、量子コンピュータの進展が加速している。一方、「Q-Day」の脅威は現実味を帯びつつある。本稿は、主要IT企業の最新動向を踏まえ、企業が取るべき対策を解説する。

 2025年は、国際連合(国連)が「量子科学技術国際年」(International Year of Quantum Science and Technology)と定めている。量子力学を用いて複雑なデータ処理を実施する技術「量子コンピューティング」の実用化に向けた技術的なマイルストーンが次々と達成されている。一方企業は、その裏にある深刻なリスクに直面している。それは、「Q-Day」の到来だ。

 本稿では、2025年時点でのGoogleやIBMの最新ロードマップと研究成果を基に、加速するQ-Dayへのカウントダウンと、企業が今すぐ取るべき防衛策について解説する。

Q-Dayに向けて何をすれば?

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