ヒューマンエラーによるセキュリティ事故を防ぐ

「設定ミス」が致命傷に 部下の“手動運用”を終わらせる自動化の鉄則

人手不足を補うための自動化はもう古い。今、情シスが向き合うべきは、設定ミスという“人災”が招くセキュリティ崩壊だ。企業をリスクから守り抜く自動化のメリットを説く。

 セキュリティを含めたITの自動化といえば、人手不足が深刻化している中での業務効率化を重視しがちだが、メリットはそれだけではない。徹底的な自動化によって「ヒューマンエラー」(人間によるミス)をなくし、セキュリティの強化につなげることができる。実際、大半の攻撃は、人間の脆弱(ぜいじゃく)性に起因しているとセキュリティ専門家は指摘する。

 セキュリティを向上させるに当たり、「CIAトライアド」は有用なフレームワークになる。CIAトライアドとは、「Confidentiality」(機密性)、「Integrity」(完全性)、「Availability」(可用性)の頭文字を取ったもので、この3つを組み合わせてセキュリティを強化するための概念だ。本稿では、セキュリティ運用管理の自動化によってCIAトライアドを満たすためのこつを見てみよう。

企業をリスクから守り抜く自動化のメリット

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