ボトルネックを解消する「最適解」のヒント

「GPUが待ちぼうけ」の悪夢を防げ AIストレージベンダー7選

高価なGPUを導入しても、ストレージの性能が低くて処理待ちが発生すれば、投資の意味が薄れてしまう。AIプロジェクトを失敗させる「データ供給不足」を解消し得る、主要ストレージベンダー7社とその製品を解説する。

 AI(人工知能)プロジェクトを進めるために高価なGPU(グラフィックス処理装置)を導入したのに、期待した学習速度が出ないという“悲鳴”が、企業からたびたび聞こえるようになった。この場合、原因は往々にしてGPUではなく、足回りの「ストレージ」にある。

 AIワークロード(AI関連処理)、特に大規模言語モデル(LLM)の学習や推論においては、従来のファイルサーバや汎用(はんよう)ストレージでは実現できないほどの超高速なデータ供給能力(スループット)と低レイテンシ(遅延)が求められる。ストレージがボトルネックになり、高額なGPUが「データ待ち」状態になることは、経営的な観点から見れば予算の無駄遣いだと言える。

 こうした状況を受け、さまざまなストレージベンダーが企業のAIワークロードに最適化した製品やサービスの開発を急いでいる。本稿はAIプロジェクトに取り組む企業が参考にできる、主要ストレージベンダー7社の製品の特徴を解説する。

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Robert Sheldon
Robert Sheldon

テクニカルコンサルタントを務め、フリーランスのテクノロジーライターとしても活動している。「Windows」やデータベース、ビジネスインテリジェンス(BI)を主なテーマとして、書籍や記事、研修教材の豊富な執筆経験を持つ。

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