失敗しないノートPCの選び方【後編】

「安いモデルで十分」のわな ノートPC選びで考慮すべき“必須要件”

一般消費者向けPCは魅力的な機能を複数搭載している。しかし、企業向けのPCとしてそれらを導入すると、かえってセキュリティの脅威や管理の足かせになりかねない。企業が選ぶべきノートPCを要件ごとに解説する。

 「同じようなカタログスペックなのに、なぜ法人向けモデルはこれほど高いのか」「家電量販店で売っている安いコンシューマー機で十分ではないか」――。PCの更新時期が近づくたびに、現場部門や予算を握る経営層からこのような声が上がってくる。

 予算や既存のハードウェアといった要素もノートPCの導入に影響を与えるが、企業がノートPCを調達する際、最も重視すべき基準はソフトウェアだ。利用する業務アプリケーションやセキュリティ対策ソフト、Web会議システムなどを遅延なく稼働させられるかどうかが、従業員の生産性を大きく左右する。自社の要件やインフラ戦略が明確になったら、次は実際に導入するハードウェアを選定するフェーズだ。

 本稿は、一般消費者向けモデルとは一線を画す「企業向けノートPC」特有の必須条件を解説する。開発者や営業など職務ごとに求められるデバイスのカテゴリーを分類し、投資対効果(ROI)を最大化するための道筋を紹介する。

「安物買いの銭失い」を防ぐノートPCの見極め方

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