運用費32%減、データ連携4倍速を実現

肥大化するDBを一元化 大東建託が選んだ「Oracle Exadata」への統合の舞台裏

オンプレミスシステムで約40件の基幹DBが乱立していた大東建託。個別最適化されたインフラ運用は限界を迎え、バッチ遅延リスクも抱えていた。同社はいかに既存の可用性を維持しつつ、DB統合と高速化を実現したのか。

 企業の事業成長とともに拡張を続けてきた基幹システム。その裏側で、事業部門やシステムごとに乱立したデータベース(DB)が、IT部門にとって重い足かせとなっている。それぞれ異なるハードウェアのライフサイクル管理、OSやミドルウェアのパッチ適用、日々のバックアップ監視といった運用保守作業は増え続ける。積年の運用によるハードウェアの老朽化も、データ処理量の増加と相まってパフォーマンスの低下を引き起こす。

 不動産大手の大東建託も、「乱立DBによる運用限界」に直面していた。同社は、グループ従業員1万8000人が利用する60件以上の基幹業務システムを支えるため、データセンター内で約40件のDBを分散運用していた。

 「分散したDBをパブリッククラウドに統合し、運用負荷を手放したい」。そう考えるのは自然な流れだが、高い可用性と厳しいレスポンスタイムが求められる巨大な基幹DBを、単純にパブリッククラウドに移行するのは容易ではない。大東建託はいかにして既存システムとの親和性を保ちながら、ETL(データの抽出、変換、書き出し)処理を約4倍高速化させつつ、運用費削減を実現したのか。

クラウド移行を阻む可用性要件

印刷する
SNSでシェア

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー