多国籍銀行幹部が語る次世代金融の在り方

会社にまだ「AI責任者」がいるなら、それは遅れているサインかもしれない

Standard Chartered Bankは、8万人規模のAI教育や業務全体への導入を進めている。同行は、AIと人間どちらを重視していく方向なのか。同行の技術担当役員、アルバロ・ガリード氏に聞いた。

 人工知能(AI)が金融業界を変革するという期待が渦巻いている。一方、大手多国籍銀行Standard Chartered Bank(Standard Chartered)でCIO(最高情報責任者)やCDO(最高データ責任者)など技術系の要職を担うアルバロ・ガリード氏は、AIと人間の関係を「どちらを優先するか」という二項対立では捉えていない。

「AI責任者」という”謎”の役割

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