過半数の企業が被害・ヒヤリハットを経験

できてる? 退職者の不正アクセス対策 即時アカウント削除は2割止まりの理由

ISOプロは、退職者による機密情報の持ち出しリスクに関する調査結果を発表した。回答者の8割は警戒していると答えた一方、対策を完了できている企業は2割にとどまった。警戒を十分な行動に移せない理由は何か。

 ランサムウェアや標的型攻撃への対策を強化する企業が増える一方で、見落とされがちなリスクがある。それが、退職者による情報持ち出しや不正アクセスだ。

 ISO(国際標準化機構)認証のコンサルティング企業ISOプロは2026年5月27日、企業の経営者や情報システム部門(情シス)担当者1019人を対象にした調査結果を発表した。

 調査結果によると、回答者の約8割は退職者による機密情報の持ち出しを脅威と認識していた。しかし実態を見ると、退職日当日にアカウント削除や権限変更を完了できている企業はわずか2割にとどまることが分かった。さらに半数超の企業が、被害やヒヤリハットを経験しているという。

約8割が警戒、それでもお粗末な現場の実態 その理由は?

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