Roval CEOが示すCIO向け3つの対策

「社内にAIエージェントは何個ある?」に答えられないリスク “見えない資産”を掌握するシャドーAI時代の防衛策

従来のIT資産管理ツールでは追跡できないAIエージェントは増加傾向だ。IPアドレスを持たず、既存の監視の目をかいくぐる“見えない資産”にどう立ち向かうべきか、AIガバナンスプラットフォームのCEOに話を聞いた。

 AIエージェントは、多くのCIO(最高情報責任者)が把握できる速度を上回って組織内に浸透している。

 従業員が個人的に構築したものや、各部門が外部ツールに接続したものなど、その形態は多岐にわたる。SaaSベンダーが自社ソフトウェアに直接AIエージェント機能を組み込むケースも増えている。

 こうしたシステムが機密データにアクセスしているにもかかわらず、多くの組織では台帳管理やガバナンスが不十分だ。CIOは、これらの動作を理解し、問題発生時に監査する方法を確立するという圧力にさらされている。

 TechTargetは、AIガバナンスプラットフォームを提供するRovalの創設者兼CEOであるデービッド・バウム氏に取材した。同氏は、多くの企業が環境内で動作するAIエージェントを十分に把握・分類できていないと指摘する。既存のIT監視ツールでは追跡が難しく、台帳管理や監査に新たな手法が必要だという。

CIOがAIエージェントのガバナンスを維持するためのサマリ

  • 所有者、権限、システムへのアクセス権を含めた、AIエージェントの中央台帳を構築する
  • リスクレベルと、問題発生時の影響範囲の両面でエージェントを分類する
  • 従業員向けの規定だけでなく、プロセスやネットワーク層で「ポリシー・アズ・コード」を適用する
  • 組織全体の全てのエージェント、またはそのグループで明確な説明責任を割り当てる
  • 各部門での試行を支援しつつ、現場に技術的な監視体制とガバナンスの専門知識を組み込む

AIエージェントの可視化が困難な理由

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