機能や価格だけでは選ばない時代に

中堅・中小企業のERP選びに異変 価格より重視され始めた「AIへの不安」

ノークリサーチの調査によると、中堅・中小企業におけるERP刷新の理由は「古さ」や「保守期限」だけではなくなりつつあることが分かった。同業他社はどのような基準でERPを選定しているのか。

 ERP(企業向け統合業務システム)の刷新というと、「システムが古くなった」「保守期限が近づいた」「機能が不足している」といった理由を思い浮かべる人は多いだろう。

 しかし、調査会社ノークリサーチが2026年6月1日に公開した調査を読み解くと、企業規模や業種によってリプレースの動機は多様化しており、AI時代を見据えた「新たな評価軸」が生まれつつある実態が見えてくる。同調査が捉えた「中堅・中小企業1300社」の最新データから、その現在地をひもといていく。

ERP市場は「新規導入」より「リプレース」の時代へ

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