7年間の運用費用を半分に

NTTドコモが「運用工数40%減」を実現した“サブスク型インフラ”とは

数年ごとに発生するシステムの更新作業は、多大な費用と現場の疲弊を招く。NTTドコモはこの重圧から逃れるため、Dellの大規模システム向けストレージと新たな調達モデルを採用した。総費用を50%削減した手法とは。

 通信キャリアとしての高品質なネットワーク提供にとどまらず、「dポイント」や「d払い」をはじめとする金融・決済領域のスマートライフ事業を拡大しているNTTドコモ。これらの人々の生活に密着したサービスを支えるビジネス支援システム(BSS)領域のインフラには、社会・公共インフラとしての高い信頼性と可用性が求められる。

 NTTドコモは、安定したサービスを継続しつつ、変化に即応できる運用体制への高度化と、運用負荷の最適化を急務となっていた。この課題を解決するために、既存システムとの親和性を保ちながら将来拡張にも適合できる新たなインフラを導入した。

 新たなインフラによって、運用管理にかかる工数や時間を約40%削減することに成功。データの記憶容量当たりの単価を従来比で約50%抑制し、7年間の総費用も旧システム構成の半分以下に削減できる見通しだ。

 ドコモグループとして初となる「基幹システム分野での従量課金型モデル」の採用。そのインフラ調達プロセス改革と、物理的な機器台数を劇的に減らした圧倒的なデータ圧縮技術の裏側に迫る。

「所有」から「利用」への転換

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