深刻な部品不足が招くデバイス高騰

PC市場、9期ぶりマイナス成長 情シスの調達戦略はどうなる?

PC出荷が9四半期ぶりに減少に転じた背景には、2028年まで解消しない深刻なメモリ不足がある。高騰する単価と大手の供給網独占により、情シスの調達戦略は破綻しかねない。今、備えるべきリスクを徹底解剖する。

 「来期のPCリプレース、予算通りにはいかないかもしれません」。情シスの現場で今、静かに確実に忍び寄っているのは、単なるデバイスの陳腐化ではなく「調達そのものの崩壊」という危機だ。2024年から続いていたPC市場の成長が、ついに力尽きた。

 その元凶は、2028年まで解消の見込みがないという深刻なメモリ不足にある。なぜ今、単なるスペック比較ではなく「供給網の安定性」でベンダーを選び直さなければならないのか、その冷徹な理由が明らかになる。台数は減っているのに価格だけが吊り上がる「いびつな市場」で、情シスが握るべき防衛策を提示する。

9四半期ぶりにマイナス成長、背景に2028年まで続くメモリ不足

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