異分野に眠る人材

本当の優秀なエンジニアは音楽家? 時代遅れの採用選考が排除する“真の才能”

AI技術の発展によって、単なる構文知識は価値を失いつつある。技術の変化が激化する中、旧来の採用プロセスは、本当に必要な才能を持つ型破りな人材を弾いている。思いがけない場所で才能を見いだす方法とは。

 企業のITリーダーや採用担当者は、IT人材の慢性的な不足に不満を漏らしがちだ。それでも一部の企業は、コンピュータサイエンスの学位を持ち、従来のキャリアパスを歩んできた候補者ばかりを求めている。採用管理システム(ATS)による機械的な選考を通過することに特化した職務経歴書を持つ候補者という、限られた層から採用を続けているのだ。

 企業は同じ人材を奪い合い、給与水準をむやみに引き上げる。それにもかかわらず、効果的に革新を生み出すチームを編成できずに苦しんでいる。この状況が続けば、どのような結末を迎えるかは明白だ。

 真の問題は人材不足ではない。IT業界における「優秀な人材」の定義そのものが間違っている。

音楽家が優秀な開発者になり得る理由

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