Dynatrace調査に見るAI本番運用時代の現実

AIを監視するのは誰か SREの仕事を変える「モデル監視」という新任務

Dynatraceは、「SREおよびプラットフォームエンジニアリングの現状(2026年版)」の調査結果を発表した。調査からは、AI活用やエンジニアの役割に変化が生じていることが明らかになった。

 AIを業務システムに組み込み、本番環境で利用する企業が増える中、AIを「導入する」だけでなく、「安定して運用し続ける」ことが新たな課題になっている。従来のアプリケーションとは異なる障害やコスト変動が発生するAIを、誰が監視し、制御するのか。

 オブザーバビリティ(可観測性)製品を提供するDynatraceは2026年8月26日、「SREおよびプラットフォームエンジニアリングの現状(2026年版)」の調査結果を発表した。年商5億ドル以上の企業でSRE(Site Reliability Engineering)、プラットフォームエンジニアリング、IT運用に携わるITリーダーなど919人を対象としたグローバル調査だ。

 調査から見えてきたのは、AIの本番利用が広がるにつれ、SREやプラットフォームエンジニアリングチームが従来のシステム運用を超え、AIモデルそのものの信頼性やガバナンスまで担うようになっている実態だ。

AI導入でSREの役割が激変

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